第22回卓越サロンを実施しました
報告担当:
- 馬 婭(先端生命科学専攻 東大·院·新領域)
- 沈 ユエ(人間環境学専攻 東大·院·新領域)
- イェン ティンティン(自然環境学専攻 東大·院·新領域)
開催概要
11月8日午後、「GSFSにおける留学生」をテーマに第22回卓越サロンが開催されました。WINGS-PESの学生とSPRING GXの学生が招待されました。GSFSは国際色豊かな研究科ですので、この特徴を活かして、異なるバックグラウンドを持つ学生同士のコミュニケーションをサロンで促進することを考えました。トーク1とトーク2では、文化の違いや留学生が新しい環境に適応するためにしている努力など、いくつかのトピックとアイデアを参加者に提供しました。その上で、breakout roomではさらなる議論とコミュニケーションの促進を図りました。この卓越サロンが、留学生にとって新しい国でより良い生活を送るための新しいアイデアを生んだり、仕事や生活における頼りになる友達を作ったりする機会になると期待されました。
トーク 1:司会者によるトークショー
トーク 2:コンサルヴィ教授へのインタビュー
ブレイクアウトルームでの議論
第22回卓越サロンの評価
革新的なポイント:まず、これまでのサロンと違って正式の発表ではなくて、トークショーを採用しました。司会者と2人のゲストは、リラックスし和やかな雰囲気の中で、外国人留学生の日本での生活を紹介しました。この雰囲気によって、その後のブレイクアウトルームでのディスカッションが、気軽になりました。次に、コンサルヴィ先生を特別ゲストとして招待しました。従来は学生同士のコミュニケーションに限られていましたが、今回スーパーシニアであるコンサルヴィ先生を招き、日本に住む外国人としてのご自身の経験を語っていただいたことで、学生同士のコミュニケーションが活発になりました。また、WINGS-PESコースのメイン講師の一人であるコンサルヴィ教授と学生との絆も、このセクションのおかげで強くなりました。
参加者の声
多くの参加者にとって、このサロンが様々な国の留学生について知り、コミュニケーションをとる良い機会であったと考えています。
ただ、もう少し具体的なトピックがあるとより良いディスカッションを取れると思います。
今後のサロンへの提案
(1)まず、Jamboard を使っている場合は、提示したスライドだけでなく、他のスライドにも内容があることを参加者に必ず伝えること。
(2)ブレイクアウトルームでのディスカッションの前に、テーマを詳しく説明し、全員が課題を理解した上でグループ分けをすること。
(3)言語の壁を超え、全員が英語のディスカッションに熱意と意欲を持っていると信じてサロンを組み立ててもいい。